ハイヤーセルフの導きとライトワーカーの使命:トロロアオイの種とりをして感じた植物の意識と意図
週末にトロロアオイの種取り作業をしました。
気温23度、11月とは思えないぽかぽか陽気で、なんとまだ花を咲かせているものまで。
その姿に、植物のたくましい生命力を感じます。
トロロアオイの根は、和紙作りに欠かせない大事な素材です。
和紙って牛乳パックで手作りできたり、簡単そうですが、実はその前段階にとんでもない手間ひまがかかります。
特に真っ白な和紙を作るとなると、「こうぞ」という木の皮の白い部分だけを取り出して、それを何度も何度も叩いて柔らかくしていくんです。この地道な作業は、ある種、瞑想に通じるものもあります。
で、そうやって手間ひまかけて、せっかく作った真っ白な和紙に、
私たちは墨で文字を書いたり絵を描いたりします。
一見、和紙を「汚している」ようにも見えるのに、
それを見て感動したり涙したりするんですよね。
人間って本当に面白い存在だなあと、しみじみ思います。
植物と人間の意識と意図
小さな種が発芽して、成長して、花を咲かせ、また種をつくる――植物のこのサイクルってシンプルだけど、すごく力強いですよね。種には「命を次へつなぐ」という使命がある。静かだけど確かな意図が込められている気がします。
実際に科学研究でも、植物が環境に反応しながら自らの成長を調整したり、他の植物と「コミュニケーション」をとったりする能力が明らかになっています。例えば、種が発芽するタイミングや根が伸びる方向は、周囲の環境に「意識的に」反応しているかのように見えることがあります。こうした植物の「意図」を見ると、生命の奥深さに驚かされます。
そして、この一粒の種からとれた数百という種を見ていると、ふと「私たち人間にもこういう種があるんじゃないか?」と思うんです。それはただ単に命を繋ぐ、というだけではない「どのように命を体験したいのか」という夢や目標だったり、「こんなふうに生きたい」という心の奥底に眠る思いだったり。
もしかしたら、まだ気づいていないたくさんの種があなたの中に眠っているかもしれません。
ハイヤーセルフとつながる意味
ハイヤーセルフ――それは私たちの中の「本当の自分」とでも言える存在。
ハイヤーセルフと繋がっている時は、安心、リラックス、ホッとする、無になる感覚です。
ライトワーカーとして生きる人にとって、このハイヤーセルフとのつながりはとても大事なこと。
ハイヤーセルフの声を聞くということは、言い換えれば自分自身の本当の声に耳を傾けること。その声は、周りの期待や雑音に惑わされず、自分にとっての本当の幸せや目的地を指し示してくれます。忙しい日々の中で忘れがちな「自分はどうありたいのか」「何を目指しているのか」を思い出させてくれる存在です。
ライトワーカーは、地球の周波数を軽くするために周りに光を届けたり、癒やしを与えたりする存在ですが、そのためには、ハイヤーセルフとのつながりを思い出し、自分自身の種を見つけて、育てていく必要があります。
自分の種を育てて咲かせる
和紙作りって、地味で手間のかかる作業の連続。でもその積み重ねが、真っ白で美しい紙を生み出します。そしてその紙に墨を落として、私たちは思いを伝えたり、感動を共有したりします。
トロロアオイの種を見ていて思ったのは、それを能動的にできる人間ってすごい!
そして、自分の中にある「種」を発芽させ、花を咲かせて、愛でる。それがライトワーカーとしての使命を果たすことにつながるんじゃないかなと思います。
皆がそれぞれの種を発芽させて、思いきり咲き誇る美しい世界へ。