舞岡公園 古民家の床もみじ
昔ながらの谷戸の風景を残す舞岡公園。
「谷戸」とは丘陵台地の谷で、三方を丘陵台地、樹林地で囲まれた地形。
湧き水があり水田にはもってこい。
横浜といえば、みなとみらいの街に象徴される港町ではありますが
横浜市域はヤト地帯で、谷戸は横浜の原風景なのです。
(舞岡公園 もみじ休憩所)
そんな横浜の原風景を今も残す舞岡公園の小谷戸の里。
こちらの納屋は母屋とともに小谷戸の里に移築されたもの。今年(令和元年)9月の台風15号の時に裏の竹が倒れてきて屋根の一部が破損。栃木県から職人さんが来て修復してくださったそうです。今は綺麗に修復されています。
こちらは母屋の裏。紅葉の盛りは少し過ぎましたね。でも、もう少し楽しめそうです。
今日は障子の張り替えに行ったのですが
作業が終わりふと目をやると、
床に紅葉が写り込んでいました。
明治時代に作られたであろう古民家の床も、磨けばこんなに美しい紅葉が映るんですね。
古民家の床紅葉を見ながらふと思ったこと。
私たちが目にしている物は床に映る紅葉のようなもの。本当の紅葉は私たちの周りに色鮮やかに存在しているけれど、限られた空間の中では床に映った紅葉を紅葉だと信じて生きている。
そこから目を写すことができれば、もっと立体的な紅葉がそこにある。
そしてさらに、その先の次元には目には映らない紅葉がある。
現実は自分自身の内面の写し鏡。
鏡を磨いておかないと美しい紅葉は映らない。
けれど、どんなに鏡を磨いても、そこに紅葉がなかったら美しい紅葉は映らない。
美しいもみじを創造しましょう。鏡も磨いておきましょう。
さて、磨かれた鏡に何を映し出しましょうか?
創造主はあなた自身。
今日もフルーティーに生きよう!
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