ヒスイの女神 奴奈川姫
旅は2日目。
白山比咩神社を後に
日本海を左手に見ながら北上し
新潟県糸魚川市のヒスイ海岸へ到着。
ヒスイ色の日本海。
波の音は力強く、太平洋とは違うエネルギー。
追い風うけて 髪ボーボー。
ひとしきり石拾いを楽しんだあとは
糸魚川生まれの縄文人さんと落ち合い
地元の漁師さんが営む「漁場傳兵(でんべい)」さんへ
私たちは海鮮丼 (豪華〜!)
をいただきまして
縄文人さんは
鱈汁定食をご注文。
これ一人前!!!
縄文人さんから鱈汁をわけていただきましたら
鱈とゴボウが少々、あとは仕上げのネギだけ。というシンプルさ。
これがうまい!
やっぱ、シンプルが一番だよね〜
と満場一致で
お腹も満タンになったところで、
縄文人さん主宰の「ぬなかわヒスイ工房」さんへ
縄文人山田さんと楽しいおしゃべりタイム
笑った笑ったー!!!
そして、完成したばかりという
本物と見分けるのが難しい古代の首飾り
「ぬなかわ彦」
「ぬなかわ姫」
をつけて記念撮影。パシャリ。
縄文人さんと人体楽器(口の前で手を叩いて口の中で音を響かせ音程をとる)の合奏もして
「これ、一緒にやったの初めてだよ」
と驚かれました。笑
それからビックリ!自宅横の畑から出てきたという
古代の勾玉に触らせて
もらいました。
石風呂の寝湯に身を委ねたような
石のカーブにピタッと寄り添う勾玉。
加工用に使用された石と、加工したヒスイが同じ場所から出土した大変珍しい物だそうです。
この勾玉くんをそっと手にとり、何かメッセージを頂こうと思いましたが、
その時は何も教えてもらえませんでした。
ということで、
旅を終えて自宅に戻ってから
ぬなかわ姫とヒスイとおしゃべりしてみました。
まず浮かんできたのはヒスイ海岸。あの勾玉と同じ色の海。
そして、縄文人山田さんのようなぬなかわ姫がでてきました。
ぬなかわ姫の一人語り
ぬなかわ姫は色白のお姫様というよりは
肌の色といい山田さんのようなイメージ。
ヒスイのバーコードを読む力が抜群で、とても霊力の高い女性。
その能力を必要とされて、大国主に求婚されました。
〜以下ぬなかわ姫の一人語り〜
大国主は力のあるとても魅力的な男性。
出雲の国に憧れもあったしね、行ってみたかった。
二度と故郷に帰らない決意で
この人について行こう思った。
それなのに
出雲へ行く途中、
私の霊力が欲しかっただけの大国主にひどいことを言われたの。
ふるさとではそんなこと誰にも言われたことはなかったし、
生まれ故郷まで馬鹿にされた気がした。
私はプライドが高かったしね。
ものすごいショックだった。
品のある女性とか、出雲への憧れや嫉妬が入り乱れて
自分の価値が全く分からなくなってしまったの。
それで、終わりにしたのよ。
でも、もう悲劇は疲れた。
いつまで悲劇のヒロインごっこをやらせるの?
窮屈なのよね。
もう飽きた。
私に被害者意識をかぶせてこないでね。
被害者意識は必要ない。捨てる時よ。
みんな言ってるでしょ?
外側でおきた出来事に意識を向けても無駄なのよ。って。
あースッキリした。
〜以上 ぬなかわ姫の一人語りおわり〜
ぬなかわ姫がスッキリして、あたたかいみかん色の光に包まれた
そのタイミングで
「ピー ピー ピー」
と我が家の洗濯終了のお知らせ音が鳴りました♪
浄化終了。
外側でおきた出来事は過去の意識の産物でしかないのだから
そこに意識を向けても無駄
その通りでございます。
ぬなかわ姫さま。
楽しい一人語りをありがとうございました。
今日もフルーティーに生きよう。
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